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 東北大学大学院文学研究科・文学部公開講座
第10期 齋理蔵の講座
「ハイブリットな文化」

第5回講座並びに閉講式報告 平成29年10月7日(土) 午後1時30分から
           齋理屋敷習の蔵
演題:ハイブリットな技術の出現とサピエンス
講師:東北大学大学院文学研究科准教授 鹿又 喜隆 
氏 

第5回講座
  演題:ハイブリットな技術の出現とサピエンス
  ○組合せ式道具の出現の意味
  ・ 「組合せ式道具」と呼ばれる装備は,サピエンスの能力の一つである,「複数の材料
   を効果的に組み合わせて,一つの道具を作る能力」を反映.
  ・この能力は,人類の歴史の中で様々なイノベーションとハイブリッドな技術を生み出
   してきた組合せ式道具の製作と使用には,
   以下の4項目を必要とする.
 
  ① 複数の材料を計画的に獲得する.
  ② それぞれを高度な技術で作り上げる.
  ③ それらの複数の製品を効果的に組み合せる.
  ④その道具を特定の用途のために効率的に用いることができる.

 ○細石刃の複合的技術が残したもの。
  ①細石刃を剥離する「押圧技術」は,その後の有舌尖頭器やクロービスポイントなど
    の製作に用いられる.→細石刃技術が基盤となって,旧大陸の新石器時代や新
    大陸の初期先史時代を生み出した.
  ②複合的技術は,様々な発明と技術革新を生み出した.
  ③細石刃石器群では,良好な資源を厳密に選択して利用し、広域に流通させる戦
    略が採られている.→黒曜石の交換のような社会システムやネットワークが存在し,
    それを可能にした集団関係の構築があった.そのような集団関係の構築は,晩氷
    期に促進された定住生活を成立させるには不可欠であった。
      PepegoらのネイティブアメリカンのミトコンドリアDNAの分析では,
    約15,000~17,000年前(12,600~13,800BP)に,D4h3とX2aという希少なハプログ
    ループが見出され,前者は太平洋岸を経由して,後者は無氷回廊(ローレンタイド
    氷床とコルジレラ氷床の間)を通ってやって来たと 推測されている。
    (Perego et.al 2009)
    また,日本列島の縄文時代における遺伝学的な地域性の中で,特定のハプログ
    ループの分布が,北方系の細石刃石器群の分布範囲に一致することが明らかに
    なった(安達・藤山2010).このように,細石刃集団の動向は,民族の形成にも直接
    的に影響を与えている.後期旧石器時代のユーラシアにはビーナス像などの豊か
    な動産芸術があり,埋葬人骨や副葬品に見られる宗教的な営みがある.芸術や抽
    象性理解,他界観念の成立はサピエンスの特徴のひとつである.


  以上詳細については別紙資料のとおり

 閉講式
  森本浩一文学部長より 修了生代表に終了証を交付
  受講生41名中38名が修了証を受ける。
  閉講の挨拶を文学部長より頂き閉講とした。

 
講師資料  kousisiryou.pdf (2,336kbyte)

第4回講座報告 平成29年9月2日(土) 午後1時30分から
           齋理屋敷習の蔵

演題:仏語圏クレオール文芸の現在
講師:東北大学大学院文学研究科教授 今井 勉 
氏 

第4回講座
  演題:仏語圏クレオール文芸の現在
  ○クレオール研究の意義
    クレオールという言葉。『植民地生れ』の意から現在では、混血、混成文化の
   意で用いることが多い。
    視点転換の持つ意義。フランス本土を離れ「周縁」「被支配地域」の文芸を知
   ることで 、フランス語圏の多様性を認識する。
    (視点転換の契機となる事例)フランス世界地図、富山県作成の日本地図
  (網野善彦の言葉)日本地図を北から見ると、宗谷海峡、対馬海峡が地続きに
  見える
  フランスは県が101県内95県が本土
 ○テキストを読む
    aエメ・セゼールの「帰郷ノート」
      黒人性(ネグリチユード)の復権の歌
    bフランツ・ファンの「黒い肌・白い仮面」
      ダイグロシアがもたらす劣等コンプレックス
 ○映画を見る
   映画「マルニックの少年」(原題「黒人小屋通り」)
 ○音楽を聴く
    カリの世界
    レゲイDOM-TOM
   ※フランス県だが根はアフリカにある。
    クレオール文化はねっこでは、いつかは帰る、もうすぐ帰る。

  以上詳細については別紙資料のとおり

講師資料  kousisiryou4.pdf (1,233kbyte)

 講師資料2  kousisiryou5.JPG (6,805kbyte)

第3回講座報告 平成29年8月5日(土) 午後1時30分から
           丸森まちづくりセンター視聴覚室

演題:日本社会の秩序トコード
講師:東北大学大学院文学研究科教授 長谷川公一

第3回講座
  演題:日本社会の秩序とコード
  講師:東北大学大学院文学研究科 教授 長谷川公一 氏
  コードとは
    物事を読み解く鍵
  ○忖度(そんたく)する社会
    相手の気持ちを推しはかることです。
    ・お上への忖度。便宜供与と黙認
    ・「事大主義」「長いものに巻かれろ」太平洋戦争をもたらした。
    ・記録を残さない(隠す)スーダン自衛隊の日誌,加計学園問題
    ・不作為の責任(決断の回避、政策変更の困難性)
    ・「権限の逃避」(権限がないことへの逃避)
   ・[無責任の体系]
    ※  忖度平成29年度流行語大賞候補
  ○英語には「忖度」という表現は無い
  ○どの社会にも隠れたコードがある
   ・KY(空気が読めない、場違い)--コードを理解していない
   ・隠されたコードを読み解く意義
   ・パズル解きの楽しさ
   ・コードの恣意性に気づく→線引き問題(選択可能性に気づく)→
   境界線を変えることができる
   ・隠された抑圧に敏感になれる
   ・隠されたコードによる排除
   ・コードを共有していない人にとっての見えざる参入障壁外国人への排他性 
   異文化への排他性
  ・より多様な社会に。多様性への理解
 ○雑種文化論
   ・国的な特色は学問から服装や生活様式の末端にまでおよんでいる。
    日本のように 医学はドイツ流、美術は又別の外国式、生活様式は日
    本流だというような混雑したものではない。近代の英仏の文化は純粋
    種であり、英語またはフランス語以外の何者からも影響されていない
    ように見える。「英仏の文化を純粋種の文化の典型であるとすれば、日
   本の文化は雑種の文化の典型ではないか」
 ○雑種文化論の問題点
   ・加藤の立論の対象は明治以降。
   ・やまと文化と中国文化の雑種性は?
     漢字からひらがな、カタカナを作った 中国にはない
   ・非西欧社会の中で、一番早く近代化を遂げる
   ・柔軟性 不徹底性
 ○カタカナの発明
   ・漢文の和読のために
   ・外来語を明示する
   ・中国ではあらゆる外来語を漢字化する。
 ○日本料理文化の雑種性 
   ・カレーライス 汁かけ飯の伝統
   ・とんかつ
   ・ミソラーメン(中国には無い)
   ・冷し中華,つけメン、油ソバ
   ・トマト味のラーメン
   ・めんたいこ
   ・牛タン薄焼き タンシチュー(仙台の牛タンの前の食べ方)
   ※いろいろな物を取入創作している。
 ○「恥の文化」と「罪の文化」
   ・外面的な「恥の文化」  
     日本 はずかしいことはしない。
   ・内面的な「罪の文化」
     これをしてはいけない。
   ・「お天等さまが見ている」
   ・内部告発の少ない日本」
   ・混乱の責任を取って辞任:「お騒がせしました」「混乱を詫びる」
     違法性を認めない 稲田大臣
 ○文脈共有度の高い社会と低い社会
   ・文化人類学者エドワードT ホール
   ・ハイコンテクストカルチャー
      成員が高度に文脈を共有している文化黙示的な意味がある
      言い方が重要。多様性が乏しい
      「いわなくてもわかる」   
      例「座の文学」俳句 季語 季感
   ・ロウコンテクストカルチャー
      成員の文脈ノ共有が少ない文化
      黙示的な意味が乏しい。メッセージそのものの内容が重要。
      多様性が前提
      例 アメリカ合衆国
       「言わなければわからない」
 ○「であること」と「すること」
   ・日本語 状態の変化として記述する。何がどうなったか。
          主語はしばしば略される。
         主題の提示 例。「像は鼻が長い」
   ・英語  主語+動詞。誰がどうしたのか。
         時制(現在完了など)で時間の推移を細かく記述。    
 ○ 名刺
   ・英語は小さいことから明示    ( 27-1、Kawauchi,Aoba-Ku)
   ・日本語は大きいところから明示する (宮城県仙台市)
 ○「無責任の体系」
    終戦70年首相談をみると
    「然るにわが国場合は、これだけの大きな戦争を起こしながら、我
    こそ戦争を起こしたという意識がこれまでの所、どこにも見当た
    らないのである。何となく何物かに押されつつ、ずるずると国を
    挙げて戦争の渦中に突入したというこの驚くべき事態は何を意味
    するのか」
   ※雑種文化は魅力的 決断はあいまい

  以上詳細については別紙のとおり

  午後3時10分終了

第2回講座報告 平成29年7月1日(土) 午後1時30分から
           丸森まちづくりセンター視聴覚室

演題:戦時下の「写真週報」の世界
講師:東北大学大学院文学研究科教授 安達宏昭

 

      写真週報」とは
         ・1938年に創刊された政府の宣伝広報・国民啓発のための週間
              グラフ雑誌
         ・およそ200万~300万人の読者を得ていたと考えられる。

    ハイブリットな文化とは
         ・国内宣伝(プロパガンダ) 
         ・日本は第1次世界大戦で、総力戦を経験していない→欧米の
                状況を分析
             ・調査して宣伝制作を導入、当時としては先端的な手法・媒体
         ・「挙国一致」→対外宣伝として『日本精神の発揚による国民
                の精神的団結を一層 鞏固にし」て『今後経済の至資源の各
                方面に種々困難に遭遇するも堪忍持久
                    穀然として動力ザル国内輿論を誘起ス」る基本方針
            ・総力戦体制の構築という当時の「現代的な」課題とメディアの
                利用:「伝統的」 な文化で実行
              異なった要素をかけ合わせたもの:ハイブリトな文化空間の
                現出

    「写真週報」記事の全体像
          ・多様な記事   皇室関係1%、陸海軍軍事普及9%、支那事変
              ニース16%、国策解説強調  40%、大陸事情紹介11%、科学
              知識普及その他6%、婦人家庭4%、 海外事情紹介13%

     (目次より) 
         ・食料問題、模範的国民生活、民間防空、労務動員,健民
                運動、学生・生徒・児童,戦局報道と軍事情報、東南アジ
                ア観、英米観とその変容、ドイツ観
         ・日本の内外政策の足跡を俯瞰する内容  
                戦時下の国策文―厚生運動による『健全娯楽』の推奨
        ・総力戦下の大衆文化の改編
             1930年代大衆化しつつあった新興娯楽を「健全娯楽」として
              推奨
       ・戦間期の大衆文化...映画、ラジオの普及、都市と農村、
              知識人と大衆の 『二重構造』→商業・興行娯楽の普及、欧米
              映画、恋愛映画、ブルースやジャズ、大衆向け雑誌など
              ←「不健全』な大衆娯楽として批判

   「新体制」と「国民文化」
       ・1940年に入り、経済の統制が進展し、勤労意欲低下,窮乏感
            の拡大→「新体制」運動の展開→大政翼賛会などの成立、
            町内会や隣組の整備
      ・消費的、享楽的、個人主義的なものは外来的なものとして退け
            「日本文化の本来的な要素」や「勤労者の生活」重視→「日本
            文化」を目指す
 
       隣組の整備とともに演芸会などの開催
       「国民文化」として意識から農村へ普及 

     厚生運動、「国民文化」の行方
       ・アジア・太平洋戦争での戦局の悪化→鍛錬、鍛成ヘ生産増強
              のため動員強化:学徒勤労動員など、労働強化、余暇の減少、
              物資の逼迫→簡素生活、食料増産、空襲→「厚生運動の自然
              消滅」
       ・「国民文化」の限界
        根強い「大衆娯楽」「大衆文化」...時代劇を中心とした娯楽
                映画に人気、歌も以前の流行歌に人気、大衆演劇も人気「とっ
                てかわることは できなかった」→生産増強で疲弊する人々
                →「大衆が好むもの」を与える方向へ転換 

    「写真週報」をみるには?
        インターネットホームページ「アジア歴史資料センター」(アジ
              歴)で 創刊号から352号まで見ることができる。

第1回講座報告 平成29年6月3日(土) 午後1時30分から
           丸森町蔵の郷土館 齋理屋敷 習の蔵

演題:心を測るハイブリットな手法
講師:東北大学大学院文学研究科教授  
阿部恒之氏

  ハイブリット 雑種(16~17世紀に成立)まじわったもの、混血児
    心理学とは
     心の仕組み働きを明らかにする科学
       くせ         客観性、再現可能
                  公共性,証拠
 心のくせを、証拠付けて明らかにする学問

  哲学:文系の「ど真ん中」
      ↓
   ハイブリット 心理学
      ↑
   科学的手法:理系

 心理学の中のハイブリット
   ~実験室と現場~
   名取川の河畔がごみで大変(国交省より相談)  
    対策看板の効果検証(実験室で大学生112名に評定をさせた。)
  ① 被害明示型(ゴミを捨てられて困っています)
  ② 罰則明示型(ゴミを捨てるとこのような罰則があります)   
  ③ 感謝表現型(ゴミを捨てず美化に協力ありがとうございます)  
  効果に差がないそもそも学生はごみを捨てようと思わないため意味が
  うすい。印象は罰則型が悪く感謝型が良い
  看板はコスト面で注目
  看板以外の対策
   ・監視カメラ
   ・先行ゴミの有無
   ・環境の整備 (草むら、更地、花畑)
  ゴミを捨てやすいのはどのような状況下調査
  ポイ捨て削減に効果があるものは
  監視カメラがなく先行ゴミのある草むらにはゴミを捨てやすいと思う。

  現場で実験(名取川に毎週行きゴミの投棄量を実際に測定)
      ・清掃ボランティア   
      ・監視カメラ
      ・目の看板
      ・花プランターの設置
      ・草藪の整備(ゲートボールグランド整備)
       清掃ボランティアは人目の効果はあるが頻繁にはできない
       監視カメラの効果はあまり高くなかった
        花プランターは週替りで場所を変えたが置いてある部分だけ
        効果があった。
        目の看板は夜光塗料を塗ったものを使用したが効果が高
                かった。
        ゲートボール場を整備した結果、人が集まるようなったため
                ポイ捨ては減った。
  まとめ
     ○実験室実験と現場実験で「人目」の確保の重要性という、現実
              の成果を得た。
      ・ベストは公園化や目立つ形の定期清掃
      ・予算がないときは人の目看板
     ○国交省が他の地域とも情報を共有し,成果の市外・県外・
              「輸出」を図る予定

         実験室実験
         ↓
        ハイブリット 社会貢献
         ↑
      現場実験

 
坂井信之准教授

開講式 平成29年6月3日(土) 午後1時30分から
        丸森町蔵の郷土館 齋理屋敷 習の蔵

開講の挨拶  東北大学大学院文学研究科・文学部副研究科長 阿部恒之 教授

 
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