twitter facebook

献血してみませんか❓

実はいま、献血する人が「減ってます」

血液が足りないってホント❓ 献血ってなんとなく不安❢ 自分の血液でもだいじょうぶなのかな❓ 献血する人がたくさんいるんだから自分がしなくても・・・❢❓

献血について知ろう

・・・と思っている方が、多いのではないでしょうか?

そこで、宮城県の献血状況をいっしょに確認していきながら、
まずは少しだけ、「献血」について知ることから初めてみませんか?

初めて献血をする人が「減ってます」

初回献血者年度別推移

●新型コロナウイルス禍にありながら、皆さまの温かい善意により献血者の総数は増加傾向にあります。

●しかし、初めて献血する方の人数が年々減少しており、令和2年度は初回献血者数が4,952人で前年より1,372人も減ってしまいました。

●この初回献血者数の先細り現象は、今後の血液の安定供給面で大きな課題となってきます。

でも、初めて献血する人が減っても、全体の献血者数が増えているなら安心じゃないの❢❓

・・・実はそうでもないんです。
将来的なことを考えた場合、より多くの若年層による献血が必要なのですが、年代別献血者数の傾向を見るとなかなかそうなっていないのが現状です。
その点を確認してみましょう。

若年層(10代、20代)の献血者数が「減ってます」

年代別献血者数

●年代別の献血者数は、50~69歳の高年層による献血者数が一番多く、しかも右肩上がりで増えてます。

●問題なのは若年層(10代、20代)の献血者数が少ないことで、特に10代の献血協力者が令和2年度に急激に減っていることが気がかりです。

●これからますます少子高齢化が進んでいく中、若年層の減少傾向が続きますと、将来的に必要とする血液の確保が難しくなるなど、献血基礎基盤そのものの弱体化が大いに懸念されるところです。

どうして献血が必要なの?

輸血を必要とする方を助ける唯一の方法が献血です。
献血状況

●血液は人工的に造れない!
  医療技術の進歩にはめざましものがあります。
  しかし、血液はいまだに人工的に造ることができません。

●血液は長期保存ができない!
  血液は生きた細胞のあつまりです。
  したがって、長期間の保存ができません。
  
●献血回数・量には制限がある!
  献血基準で一人の献血回数・量が決められています。
  そのため、多くの方から継続した献血が必要になります。
  
多くの患者さんが輸血を必要としていますが、現在も血液が不足しており、絶やすことのできない献血が必要になるのです。

なお、献血の必要状況については、宮城県赤十字血液センターホームページのトップ画面で毎日表示されていますので、下の「日々の献血状況」をクリックしてご確認ください。

検血はどこでやってるの?

丸森町役場でもやってます。
ポスターイメージ

●丸森町役場では、伊具高等学校や丸森町商工会、地元事業所等から
 ご協力をいただき、献血バスによる献血を年5回程度行っています。
  
  役場のホームページや全戸配付チラシ、街中のポスター
  などで、前もって実施日時・場所等をお知らせしています。

●役場以外では、仙台市内2か所にある献血ルームで常時献血を行っております。
 なお、全体の献血スケジュールは宮城県赤十字血液センターのホームページで
 確認できます。

  ≪下の画像をクリックすると詳しい内容がご覧いただけます≫

仙台市青葉区一番町4-9-18
杜の都献血ルームAOBA
仙台市青葉区中央1-3-1
献血ルームアエル20

献血についてくわしく教えて!

大きくわけて2とおりあります。
献血の種類

●全血献血 (採血時間目安:10~15分程度)
  血液中のすべての成分を採血する方法です。
  採血量は200mL・400mL献血の2種類。
  
  役場庁舎で行う献血は「全血献血」です。

●成分献血 (採血時間目安:40分~90分程度)
  成分採血装置を使って、血液中の血小板や血漿だけを
  採血する方法です。
  体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻しま
  すので、時間はかかりますが、身体への負担は軽くて
  済みます。

  成分献血ができるのは仙台市内2か所の献血ルームです。

献血の基準はあるの?

献血にご協力いただく方の健康と、輸血を受ける方の安全を守るために基準を設けています。
主な全血献血

●献血する方の安全第一として、国が定めた基準などにより、医師が総合的に判断します。
「全血献血」の場合、宮城県赤十字血液センターでお願いしている献血基準は右図のとおりです。

「成分献血」を含めた献血基準の詳細について、以下にPDFを添付しましたのでこちらでご確認ください。

お薬を飲んでいても献血できるの?

献血OKのお薬もあります。

●当日服用しても大丈夫なお薬
  高血圧の薬、高脂血症治療薬、痛風薬、花粉症薬、胃腸薬、ビタミン剤、漢方薬など

●当日服用したらダメなお薬(前日までなら大丈夫)
  風邪薬、鎮痛剤、精神安定剤など

※最終的には、献血会場の医師が、当日の体調なども伺い判断いたします。
 受付時にスタッフにお知らせいただくか、お薬手帳をご持参ください。

  ≪下の薬の画像をクリックすると献血基準及び薬の服用についての詳細ページがご覧になれます≫

薬

献血にご協力いただくみなさまへ

献血前に、ご自分でチェックを!

以下の項目に該当する方が献血すると、
輸血を受けた患者さんに深刻な状況をもたらす場合や、献血いただくあなた自身も
健康を害する場合があります。
献血をしようと思ったときは、必ず慎重に自己確認してくださいね!

●1つでも該当する場合、今回の献血はご遠慮ください。
  ・体調がすぐれない
  ・24時間以内にインフルエンザの予防接種を受けた
  ・48時間以内に新型コロナウイルスの予防接種を受けた 
  ・3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯・歯石除去等)を受けた
  ・4週間以内に海外から帰国(入国)した
  ・1ヵ月以内にピアスの穴をあけた
  ・過去に輸血や臓器移植を受けた など

●以下に該当する方は、スタッフ・検診医にご相談ください。
  ・3日以内に薬を服用・使用した(薬剤名が必要です。)
  ・海外滞在歴がある など

献血はどんな流れで行われるの?

丸森町役場で行っている全血献血の流れに沿ってご説明します。

ステップ1 <受付・問診>

受付

受付確認票に記入/運転免許証や マイナンバーカードで本人確認。

安全な献血・輸血のため、「問診回答システム」で健康状態の質問などに回答いただきます。


【写真は丸森町役場1階ホールでの受付のようす】


献血バス

役場1階ホールで受付手続き終了後、役場庁舎玄関脇に駐車している献血バスに移動いただきます。
<バスは献血用と休憩用の2台で、スタッフがバスまで誘導します>

ステップ2 <医師による問診>

献血バス

献血バスに乗ったら、さっそく医師から問診を受けます。

ステップ3 <血液検査>

血液検査

ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかなどを測定。
血液検査も行うよ!

ステップ4 <採 血>

いざ献血

献血ベッドで、いざ献血!
全血献血なので、10~15分程度横になっていただきます。
検血ベッドで横になったら、リラックス、リラックス!

ステップ5 <休 憩>

カード

献血後は、休憩バスに移動して、水分補給しながらゆっくり休むこと!
(休憩バスには、ドリンク・お菓子など用意してます)
最後に献血カードと記念品を受け取って、おしまい!


おつかれさまでした!!

血液検査サービス

献血にご協力いただいた方への特典❢

血液検査成績

ご希望者には、献血後1ヵ月以内に、血液検査結果をお知らせします。  
◆サービス内容: 生化学検査成績…7項目、血球計数検査成績…8項目
         医療機関で約17,000円相当の検査内容が無料です!

詳しくは添付のPDFでご確認ください。

令和4年3月24日(金)丸森町役場で献血された方の声

献血した理由をお聞かせください

丸森町役場で献血を行った方を対象に、アンケート形式で献血理由を尋ねてみました。
その結果、多くの方が「ほかの人に役立てたいから」というお答えでした。

          <回答内容>              (回答率)
  1位 自分の血液が患者さんの役に立って欲しいから    (40%)
  2位 輸血用の血液が不足していると聞いたから      (16%)
  3位 以前から献血しているので             (11%)
  4位 血液検査サービスが自分の健康管理のためになるから ( 9%)
  5位 血液は人工的に造れないから            ( 7%)
  6位 謝礼品・ドリンク・お菓子などの特典があるから   ( 6%)
     その他                      (11%)

献血について、少しはご理解いただけましたでしょうか?今後はもっとわかりやすい献血情報のアップにつとめます。

丸森町地域おこし協力隊による「淹れたてコーヒー」提供イベントのご紹介

○○とコーヒー

令和5年3月24日(金)丸森町役場で献血にご協力いただいた方に、丸森町地域おこし協力隊の                   疋田 素能子(ひきた そのこ)さんから、淹れたてホットコーヒーを無料提供いただきました。
その時の様子をアップしましたのでご覧ください。
※疋田さんのキッチンカーカフェのお名前は「○○とコーヒー」です。

令和5年5月開催の「第50回記念全国丸森いち」で献血を行います。ぜひ献血へのご協力をお願いします!