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医療と介護の連携のための共通様式の運用

 医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを続けられるよう、医療と介護の関係機関が連携し、情報を共有しながら一体的にサービスを提供するために、多職種間で「顔の見える関係」、「声の掛け合える関係」をスムーズにすることを目的に共通様式の運用を開始しました。

利用の範囲

 角田市・丸森町の1市1町内での運用を原則とします。

 ※注意※
  市・町外に所在する医療機関・事務所については、相手方の了承の上、ご活用願います。

共通様式

様式1:介護・介護予防サービスを受ける際の医学的留意事項に関する情報提供について
     【担当ケアマネジャー ➡ 主治医】
様式2:居宅療養管理指導・介護予防居宅療養管理指導 情報提供書
     【居宅療養管理指導を実施している主治医 ➡ 担当ケアマネジャー】
様式3:診療情報提供書
     【診療を担当している主治医 ➡ 担当ケアマネジャー】
様式4:口腔ケアに関する連絡事項
     【担当ケアマネジャー ➡ 歯科医師】
様式5:服薬(薬剤)に関する連絡票
     【担当ケアマネジャー ➡ 保険薬局薬剤師】

共通様式の手引き

費用負担

「連絡票」については、情報共有に使用するため、費用負担は発生しません。
医学的留意事項に関する「情報提供書」については、下記のとおり保険での請求となります。
(診断名、検査データ、治療方針等の記載のため)

 【様式2】 介護報酬「居宅療養管理指導費(Ⅰ)」による509単位での請求
 【様式3】 診療報酬「診療情報提供料(Ⅰ)」による250点での請求

運用のルール

  1. 原則として、本人・家族の同意を得たうえでご活用ください。ただし、同意は得られないものの必要性が高いを判断した場合は、契約時の同意に基づき、送付することができることとします。
  2. 共通様式の活用については、持参・FAX・メール等の方法があります。事前に電話で相手先に連絡し、持参しない場合は、個人情報についてはマスキングすることとします。
  3. お互いの職種理解の促進のため、積極的にご活用ください。
  4. 共通様式の活用のほか、電話や面談等、適切な手段を選びましょう。

活用方法

1.主治医とケアマネジャーの連携(様式1・様式2・様式3)

 ケアマネジャーから主治医に情報提供を依頼するときにご活用ください。

様式1 介護サービス検討に際して、専門家の意見が必要なとき
具体的な依頼内容の欄に、「なぜこの情報を報告する必要があるのか」「何のためにどんな情報が必要なのか」を明記してください。
様式2 主治医が居宅療養管理指導をしているとき
ケアマネジャーからの依頼内容に沿った、具体的な留意事項を明記してください。
様式3 主治医が外来診療しているとき
ケアマネジャーからの依頼内容に沿った、具体的な留意事項を明記してください。
2.歯科医師とケアマネジャーの連携(様式4)

 様式4:口腔ケアに関して、状況変化や気になることが発生した際、情報共有のため連絡するときにご活用ください

3.保険薬局薬剤師とケアマネジャーの連携(様式5)

 様式5:服薬(薬剤)に関して、状況変化や気になることが発生した際、情報共有のため連絡するときにご活用ください。

様式及び運用のルールは、必要時「在宅医療・介護連携推進に関する会議」にはかり、修正していく予定です


問い合わせ先:丸森よりそいセンター(丸森町地域包括支援センター)
 担当:保健福祉課地域包括支援班
 電話:0224-72-3023
 FAX:0224-87-7189
 メール:tiiki@town.marumori.miyagi.jp