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丸森のイチョウと庄吉観音の伝説

展示資料紹介:丸森のイチョウと庄吉観音の伝説

庄吉観音由来

 丸森町には県の天然記念物に指定されている大銀杏があります。大銀杏は樹齢650年以上で、大きさもイチョウとしては県内でも最大級です。ここでは、この木にまつわる伝説と関連資料を紹介します。

 伝説によれば、昔、百姓の庄吉が病気で寝込んでいると、夢の中でお地蔵様から大銀杏の下を掘るようにお告げが下りました。お告げを信じて掘ってみたところ、本当に観音様が見つかり、庄吉はどんどん元気になりました。人々はその観音様を「庄吉観音」と呼んで、大銀杏の横にお堂を建てて祀ったといいます。

 ※現在ではお堂が壊れたため、丸森町西円寺の観音堂で祀られ、伊具三十三観音の第十八番札所とされております。

 まるもりふるさと館では、その伝説を描いた掛け軸と大銀杏の写真を展示しております。